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プレゼント と ギフトマネーについて 
​~Pathwayの目指す世界~

Pathway では、参加の費用に関して「実費+ギフトマネー」というかたちでプログラムをご提供しています。その根底には「ギフト・エコノミー」の考え方が流れています。

 

「ギフト・エコノミー」を一言で表現するなら、それは「与え合いで循環する経済」です。私たちの今の世界を造っている経済の仕組みは、基本的には「売り手と買い手の等価交換」をベースに考えられています。「売り手の価値提供と買い手の支払額のバランスが取れた形で、商品やサービスと金銭を交換すること」と言えると思います。この仕組み、納得感の高い仕組みのようですが、実はあまり喜びや感動を生み出しにくい構造があります。なぜなら、買い手も売り手もバランスが取れている場合には「交換して当たり前」だからです。当然のサービスを当然の対価で手に入れる。このような「取り引き」からは、感動や喜びは生まれてきません。さらに、価格が「当然の対価」より高い場合は不満が生まれ、逆に低い場合は「ラッキー」に感じます。

そのような形での物・サービスとお金の取引ではなく、ギフトを与え合うことによってエネルギーの新しい循環を創り出そうという試み。それがギフト・エコノミーです。もっともよく知られた例が、自分が他の誰かの分も支払うことから「恩送り」の連鎖が生まれる「カルマ・キッチン」です。「喜びをもって与えること」が、「受け取る喜びや感謝」をもたらし、「次の与えること」を生むというギフトの循環がそこに生まれます。

Pathwayの「プレゼントとしての体験提供と、それを受け取った方のギフトマネー」の試みも、同様のエネルギーの循環が生まれることを願った試みです。Pathway からは、経験から培われた豊かな場というプレゼントを分かち合います。そして参加者の方は、それに対し決められた価格ではなくご自分が「受け取った」と感じる価値に従って、任意の金額をギフトしていただきます。「いくら払わないと・・」という義務感からではなくて、ご自分が循環させたいと思うエネルギーをギフトという形で表現していただきたいのです。

このギフトは、次のエネルギーの循環を生み出し、さらに多くの人と体験を分かち合う機会を創り出します。

この試みは始まったばかりです。それぞれが互いに満たしあいエネルギーを流し合うことから、つながりを取り戻し深めるための生命の循環が生まれてくる・・・そんな旅をご一緒に創っていきましょう!

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