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マモさんのkNot Mott Blog 始めます

Rainbow Warrior号にて

2016年7月15日、約1年半お世話になった世界的に有名な国際環境NGOグリーンピースを退職し、フリーになりました。グリーンピースでは、エネルギー問題を担当するEnergy Campaignerという勤めをいただいていました。Campaignerという仕事は、グリーンピースの考えを代表するスポークスパーソン。主に原発に関連する問題への取り組みが仕事でした。

もともとアメリカの核兵器実験に反対してそれが行なわれている海域へと船で乗り込んでいった人々のアクションから始まったグリーンピースですから、Nuke Campaignerという立場は世界的に見たらスターポジションだそうです。そんな大切な勤めにつかせていただき、短い時間でしたが育てていただいたことは私にとってとても身に余るような立場だったと思います。

グリーンピースでいただいた最も大きな学びは、「世界を動かしているシステム・構造」という視点から環境問題を捉えられるようになったことでしょう。それまでは、一個人として自分には何ができるか?という視点から問題について考えてきました。けれど、それよりも大きな仕組みが働いていて、否応なしにその仕組みの一部に自分がなってしまっていること、そしてその仕組みに対して働きかけることなしには、個人のレベルでの変化だけで地球上の様々な問題を解決することはとても難しいんだということを、原発立地への訪問などを通して日々に痛感してきました。

福井県高浜原発:もっとも心配な原発の一つ

そんな日々の様子は、時々「マモさんブログ」としてグリーンピース・ジャパンのホームページにも掲載させていただきました。ヒューマンタッチなブログとして、なかなかご好評いただいたんですよ。よろしければ、「グリーンピース マモさん 原発」とかでググってみてください。

http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/54803/

世界の構造やシステムに働きかけて変化を促進することができるようなグリーンピースでのCampaignerという立場を辞してまでなぜ、Pathway を始めたのか・・・そんな想いのうちはおいおいお伝えできるかと思います。

私たちの社会では、「もっともっと」が蔓延しています。その結果、使い捨てや環境資源の乱獲、自然資源が豊かな発展途上国の人々に対する搾取などが起こっている。そして、その影響が温暖化を始めとする様々な環境問題として姿を現している。私にはそんな風に思えます。

その「もっともっと」が「ノットもっと (Not Motto)」になり、物よりむしろ「つながり、結び目をもっと (Knot Mott)」大切にするような世界を創りだす、そんな大勢の中の一人になりたいな。そんな想いから歌も歌っています。kNot Mott というのは、そんな歌を世界にシェアするためのマモさんの一人ユニットです。(一人がそのうち外れたらいいなと思っています)

地球のこと、家族のこと、新しい取り組みとしてのPathwayや、そのメイン商品(?)であるチェンジ・ザ・ドリーム シンポジウムのことなどをこれからこのブログで綴っていきます。 どうぞお楽しみに! 


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