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Pathway って何屋さん?

ブログ始めましたと宣言したと思いきや、10日以上も経ってしまいました。

今日は「Pathway」って何屋さん?ということについて書こうと思います。

地球や社会についてのワークショップ、カヌーやクライミング、ドルフィンスイム、ソロ、キャンプにリトリート・・・一見すると何がやりたいのか解らないですよね。全て私が過去に関わってきた経験が背景になっています。アメリカの大学院で学んだ宿泊型の宗教・体験教育プログラム、何日にもわたって徒歩やカヌー、自転車で旅をしながら、フィジカルなチャレンジとグループでの共同生活をしながら自分と向き合う「遠征型学習プログラム(Expeditionary Learning Program)」、そして独りきりでアメリカの国立公園やロッククライミングのフィールドを巡った経験。

ある意味アドレナリン・ジャンキーで、「一見して普通の人はできないと思っちゃうような活動」であればあるほどやってみたくなるような性格でしたので、岩登りや川下りなど、頭の中が真っ白になって全ての日常の時間と思考が止まってしまうような活動にどっぷり浸っていました。

Taba River Kayaking

けれども、そんな日々を後になって振り返ると、思い出すのは登ったり下ったりしたいわゆる「頂上体験」よりも、その合間合間に出会う「隙間の時間」。ニューメキシコでのクライミングの1日の終わりに、岩場を真っ赤に照らす夕日を眺めた時間や、ヨセミテの山中で道に迷い地図とコンパス頼りに必死になってトレイルに出た瞬間に、自分を覆っていたレッドウッドの森の凛とした空気とほのかな香りだったり、あるいは長野県青木湖でカヤックの技の練習の合間に浸った、静寂の中に届くヒグラシの声だったり・・・

Memories in US

そういった経験の全てをつなぐ糸として感じられるのが、「つながる」という言葉です。「頭の中が真っ白になって全ての日常の時間と思考が止まってしまう」瞬間。そこで起きているのは、「素の自分とつながる」体験なのではないかなと思います。そして、そんな体験の連続する時間と時間のはざまに、気がつくと「地球とつながる」扉のようにして「隙間の時間」が開いているのではないか、そんな風に感じています。自然に浸りきった中で出会う、後々までフラッシュバックする「隙間の時間」が与えてくれるのは、思考を言葉に落とす作業では伝えきれないような、「地球とつながった感覚」です。そして、この「地球とつながった感覚」と「自分とつながった感覚」とは、分かちがたくひとつになっています。

そういったつながる瞬間を誰かと一緒に分かち合い、ともに同じ時間と場所を共有することを通して、「人と人とが互いにつながる」時間が広がっていきます。地球とつながり、自分とつながるような体験を共有するからこそ、互いにその感覚を共感できるつながりが生まれるのでしょう。

ワクワクを共有することで生まれるつながり

Pathwayのミッションは、「参加するひとりひとりが地球とつながり、人とつながり、自分自身と深くつながるためのプログラムを提供」することです。一見何をやりたいのか分からないようなサービスを提供しているように見えるかもしれませんが、この「3つのつながり」という糸で見てみると、Pathwayは「つながり屋さん」と、言えるのかなと思います。

じゃあ、なんでメインのサービスが「チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム」なの?というところを、次回は綴ってみたいと思います。


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